小峰城

 

市保有の杉をふんだんに使い、現代の宮大工たちによって復元された木造三重槽の小峰城

 白河市は、古代以来東北地方への関門として知られる「白河の関跡」をはじめ、さまざまな名所・旧跡が今へと息づいている歴史薫る街です。関東と東北の境にあたり、古くからみちのくの玄関口として知られ、能因法師や西行、松尾芭蕉など多くの文人墨客がこの地を訪れ歌を詠んでいます。ことに能因法師の詠んだ「都をぱ霞とともに立ちしかぞ秋風ぞ吹く白河の関」の歌は古くから知られており、人々は都から遠く離れた白河へと思いを馳せていたと伝えられます。

 現在、白河までは東京駅から東北新幹線に乗ってわずか1時間20分。交通の便も良く、四季折々に色づく自然が人々をやさしく迎えます。

 また松平定信公に関する資料などを展示している藤田記念館、西白河郡役所を復元した明治記念館など、白河の古い歴史を感じさせるものが今も多く残っています。2年に1度行われる白河提灯まつりは、日本三大提灯まつりの一つに数えられ、大きな賑わいをみせます。この祭りは350年あまりの歴史を持つ鹿島神社の例祭で、隔年の9月13日から15日に開催され、市内各所から約4000個もの提灯が繰り出して市内を練り歩くもの。昔ながらの伝統を守り、熱気と興奮のなか祭りが行われます。

 そして、白河と言えば白河だるま。まゆは鶴、ひげは亀、びんは松と梅、口の下に竹の縁起物ならではの独特の絵付けで知られます。毎年2月11日には白河だるま市が開催され、この日にだるまを買い求めると福が絶えないと言われ、目抜き通りに出る多くの露店を目指し、県内外から多くの人が訪れています。

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白河小峰城