二岐温泉

 

 標高1544mの二岐山山麓に湧き出す二岐温泉。その開湯の歴史は古く、およそ1200年前にさかのぼります。平家の落人の里ともいわれ、リューマチ、胃腸病、皮膚病さらに神経疾患などに効果が。

 現在の宿は全部で7軒。渓流沿いに露天風呂をもつ宿もあり、湯に浸りながら四季の移り変わりを自然のままに楽しめます。天然そのままの岩風呂と湯煙に漂う風情。山桜が散る青空、時雨の夕暮れ、紅葉の舞う静寂、しんしんと冷える星空など、露天風呂の醍醐味を充分に味わえるひととき。時には、キツネやタヌキなど森の住民たちもこっそり顔を覗かせます。

 

みちのくの秘湯「二岐温泉」から南西に約4Kmほど奥に源を発する二岐川。その清冽な流れはブナやあすなろをはじめとする樹齢何百年という原生林に守られてきました。

ふと目を閉じれば、野鳥たちのさえずりや静かな森の息吹、カモシカの高鳴きが聞こえてきます。身体いっぱい自然のハーモニーを感じることのできるスポット。

漫画「紅い花」や映画「無能の人」などで知られる漫画家つげ義春の作品「二岐渓谷」の中でも神秘的な自然の豊かさが紹介されています。